第1期プロパティマネジメント塾

「ドラッカーに学ぶ不動産管理」

■すべてのビル経営者&PM担当者の方へ推奨の特別企画講座ご案内
貴方のビルの収支がみるみる変わる!PMコーチプロによるこれからの不動産経営に必要な「新しいビル経営戦略」と「PM英語対応力」が同時習得可能な画期的PM総合講座です。

[課題図書]
アメリカビル物語

ご案内PDFはこちら

木曜日
全8回

18:10~20:10  各回2時間

講師/植野正美氏(U.A.P.M.コンサルティング代表)

【略歴】慶應義塾大学商学部卒業後、ハザマに入社。勤務地のシアトルで、同社所有44階建てオフィスビルのAM、PMに従事。100億円の含み損を抱えたビルを黒字に転換。その力量を買われ、1996年米国ラサールパートナーズ(現・ジョーンズ ラング ラサール)に入社し、主に米国西海岸でPM業務等に携わる。独立後、プロパティマネージャーのコーチング業務を中心に多くの企業の業務をコンサルティングし現在に至る。講師実績多数。著作:「アメリカビル物語 プロパティマネジメント奮戦記 」

 

  • 受講料:75,600円(全8回講義・副読本・テキスト代・税込)
  • 講義会場:国際不動産カレッジ丸の内校会議室(大手町2-2-1新大手町ビル4階)

シラバス

プレ講座
4/13
プレ講座
講座全体像、講座内容、趣旨、PMの持つべき大局観 ・マネジメントの理念(Principle)を具体的行動に落とし込み成果を上げる。
【課題図書の紹介】 ①『アメリカビル物語』 植野正美著 ②『マネジメント[エッセンシャル版]基本と原則』-ピーター・ドラッカー上田惇生編訳 ③『もしも高校野球のマネージャーがドラッカーを読んだら』 岩崎夏海著
【参考文献】 『人生を変えるドラッカー』 吉田麻子 『ビジョナリーカンパニー』 ジェームス・コリンズ/ジェリー・ポラス  『失敗の本質』 戸部・寺本・鎌田・杉之尾・村井・野中 『The Essential Drucker』 – Peter F. Drucker(英文) ※各回講座でも随時、追加参考文献を紹介。
第一回
5/25
プロパティマネジメントから見た「マネジメント」
プロパティマネジメントとは、「マネジメント」そのものである ・「マネジメント」(理念・理論)とは、PMが使い得る強い「武器・道具」であり、「ドラッカーの『贈り物』である」・物件とは?事業とは?事業の目的とは?マーケティングとは?イノベーションとは? ・顧客とは?-PMの顧客は常に二つ 「オーナー」と「テナント」
第二回
6/22
物件を再生する方法Ⅰ(米国の例)
-副読本「アメリカビル物語」から(その1) ・旧PM時代から新PMの選定・起用へ ・空室率をどう改善するか ・マーケットが劣悪な中、契約更新を迎えるテナントがビル全体の2割超の時どうする?・高いPMフィーを維持するために ・諸問題解決のため、新規PM会社の選定に踏みきる、選定基準は何か? ・「ビルを生まれ変わらせる(第2の誕生)」
第三回
7/13
物件を再生する方法Ⅱ

-副読本「アメリカビル物語」から(その2) ・PM交替の実際  ・「ビルの生まれ変わり(第2の誕生)」の演出 ・PM交替、アンカーテナント交替、ビル名称変更を、意図的に行う。・マーケットにおける地位向上(Reposition)、賃料水準アップ・維持への試み ・物件(「プロパティ」)とは、「事業」(Business Enterprise)である ・「プロパティ」における「チーム」の作り方 ・テナント満足度アップ、マーケットからの支持を得るための試行錯誤 ・我々の事業は何か、何であるべきか、お客は誰か、そのNeedsは何か(ドラッカー)
第四回
9/14
PM契約書の読み方
米国の例(英文) 契約解除条項、フィーの条項、競争条項など ・オーナー(AM)との関係、「パートナーシップの関係」が、条文から見えて来る ・クライアントと一緒になって知恵を絞る ・オーナーの望むもの、PMの望むもの、そこから生ずる「合意」を文書化する ・PM新規契約入手プロポーザルの作り方(その作成意図・PM戦略を見る) ・米国の例(英文) Overall Objectives など(英文原文にあたる) ・オーナーの「目的」を、「オーナーよりも」適格に実地に知る、その見識・大局観
第五回
10/19
物件を再生する方法(日本の例)
-経年劣化ビルの挑戦 ・継続 だけでは衰えていくのみ・顧客の創造-新しいNeedsの模索・発見・創造、イノベーション、チームプレイ ・マーケットへの常識外のアプローチ ・PM個人のそれまでの創造的経験の蓄積 ・イノベーションは発明とは違う(ドラッカー)「マネジメント」の考え方からの関連ケーススタディ  -物件のポテンシャルを見抜き、運営の方向を出すDirectionは、力なり(顧客の発見・創造、イノベーション)  -退屈なロビー一新 ・決めてはテナント(マーケティング-新しいNeeds)・チームメンバーに成果を出させる
第六回
11/16
受講生の担当物件・ビルの問題、現状、その改善策課題の確認
第七回
12/7
修了課題の発表&フリーディスカッション ※終了後に懇親会開催