グローバルベーシックコース

日米不動産業界を繋ぐ(一社)日米不動産協力機構の調査研究部門と教育部門が開催する中川教授研究会「不動産市場研究会」が7月よりスタートします。
今年のテーマは「インバウンドの波は本物か ~不動産業界はこの流れにどうしたらいいか~」となります。

観光庁のインバウンド消費動向調査では、2025年1‐3月の訪問日の外国人旅行消費額が2兆2700億円となり、ホテル建設などを含めて経済対抗効果は大きくなっています。これらの影響により外国人富裕層の物件購入や在留外国人の増加に伴う賃貸需要も増加してきますが、状況状況に対応している不動産業者等はごく一部に限られ、ここに大きなビジネスチャンスがあると思われます。

インバウンドにより注目される日本の不動産に対する課題は何なのか、また何から実現ばよいのかなど専門家や実務者の講演を通しての議論と交流を行う、本研究会は今期のみのスペシャルな機会となります。
皆様のご参加をお待ちしております。

コース1 中川教授研究会「不動産市場研究会」

日時

2025年7月15日(火)~12月16日(火)全6回各18時~19時30分

会場

エステートエージェントジャパン社ボードルーム(東京駅、大手町駅最寄)での会場開催および
zoomによるオンラインのハイブリッド開催
各回どれかでご参加可能※参加できない回は動画視聴可能
※第2回および第6回の研究会終了後、講師と中川教授を囲む親睦会を開催。(別途費用)

第1回 7月15日(火)18時~19時30分 ※動画配信中 

講師/タイトル

JLL リサーチ調査部 シニアディレクター  大東雄人氏
「グローバルから見た不動産透明度 ~不動産市場の課題と見通し~」

講師プロフィール

2007年入社後、JLL日本のリサーチ部門にて、日本の不動産市場におけるマクロ分析、投資分析、市場予測など、全般的なリサーチ業務に従事。主に国内外の投資家向けに同社が発行する定期市場分析レポートにおける東京・大阪市場の取りまとめを行う。2009年にはプロジェクトリーダーとして、新たに大阪オフィスセクターのリサーチ業務を拡大。JLLの各海外拠点との共同業務や海外投資家への対応、プレゼンテーションを含む市況説明を担う。2010年から不動産透明度調査を担当。
<職歴>
ボストン大学卒業後、ボストン及びニューヨークにて不動産賃貸仲介に従事。帰国後、国内事業会社にて企業財務分析・株式市場調査及びポートフォリオ・マネジメントを担当。現在JLLで、不動産市場の調査・分析及び情報提供サービスを行っている。
「アジアの国際不動産投資 – 市場・制度・透明性」(慶應義塾大学出版会) 共著
国土交通省 令和2年度海外投資家調査
<学歴・資格>
ボストン大学修士課程金融経済専攻
立命館大学産業社会学部卒業

第2回 8月19日(火)18時~19時30分  ※終了後懇親会あり

講師/タイトル

不動産開発アドバイザー 大久保実氏
「インバウンドを取り込む観光と不動産の戦略
~外国人富裕層はニセコの次はどこを求めているのか~」

講師プロフィール

北海道ニセコ町在住。
2003年ニセコエリアで初となるコンドミニアム開発事業に参画、HOKKAIDOTRACKS有限会社の設立時メンバー。のちに取締役、その後代表取締役副社長を経て2015年に不動産開発アドバイザーとして独立起業。アジアを中心に海外富裕層・事業家に対してリゾートエステイト、ヴィンヤードエステイト、ジャパニーズウイスキーの蒸留所開業サポートなどの案件を推進中。また、行政、大学、経営塾などでの講師などもこれまでに80回以上の実績を持ち、北海道および国内リゾートエリアのインバウンド投資・観光産業の発展などへの活動をしている。

第3回 9月16日(火)18時~19時30分

講師/タイトル

内閣府 政策統括官(重要土地担当)付 参事官付 企画官 槙島爲朗氏
「タイトル未定」

講師プロフィール

令和2年9月 国土交通省不動産・建設経済局地籍整備課国土調査企画官
令和3年6月 国土交通省道路局高速道路企画官
令和5年7月 国土交通省総合政策局情報政策課企画官
令和6年7月 内閣府政策統括官(重要土地担当)付企画官

第4回 10月21日(火) 18時~19時30分

講師/タイトル

国際不動産エージェント取締役副社長 鈴木学氏
「インバウンドの波は本物 ~日本不動産の本気を見せよう~」

講師プロフィール

1968年生まれ。一橋大学卒業後、ITエンジニア・マネジャーとして、日本、豪州、中国、米国、インドの5ヶ国で勤務を経験。海外在住経験は8年間、6か国語を話すマルチリンガル。2002年、豪州シドニーで不動産を購入し賃貸に出し、日本から遠隔で管理、成功を収める。現在では日本と豪州を軸に賃貸経営を実践するグローバル大家である他、近年は日本国内の地方古家の再生・民泊化に取り組み、京都、広島、千葉、群馬でゲストハウスを保有。2017年に起業した(株)国際不動産エージェントでは日本人の海外不動産購入と、外国人の日本不動産購入を専門仲介業者としてサポート。ヨーロッパ、アジア、北米、オセアニアを含め、27ヵ国での仲介実績を持つ。国際不動産仲介の業界団体LeadingREに2017年から加盟し、海外で受賞歴多数。

第5回 11月18日(火) 18時~19時30分

講師/タイトル

株式会社イチイ 代表取締役 荻野政男氏
「インバウンドで変化する不動産業 ~外国人の居住支援はなぜ必要なのか~」

講師プロフィール

株式会社イチイ 代表取締役。法政大学社会学部卒。
公益財団法人 日本賃貸住宅管理協会 副会長、あんしん居住研究会 会長。
異文化共生や高齢者住宅の分野に詳しく、業界紙にコラムを連載。
著書に『外国人向け賃貸住宅ノウハウと実践』『外国人向け賃貸住宅ノウハウのすべて』など。

第6回 12月16日(火)18時~19時30分 ※懇親会有り

講師/タイトル

日本大学経済学部教授 中川雅之氏
「外国人・外国法人による土地所有:経済学の視点」

講師プロフィール

日本大学経済学部教授
日本計画行政学会会長
日本公共政策学会会長
国家戦略特別区域諮問会議議員 等
1961年生まれ。京都大学経済学部卒業。建設省入省後、国土交通省市開発融資推進官、大阪大学社会経済研究所助教授を経て現職。著書に『都市住宅政策の経済分析』(日本評論社、2003年、日経・経済図書文化賞)等

※第2回および第6回の研究会終了後に、講師と中川先生を囲む懇親会を開催します。

コース2 「海外不動産取引マスタープログラム」

日時

2025年9月6日(土)~2026年3月21日(土)
全15回各9時30分~11時
※11月7日はリアル講演会開催

内容

日米の不動産業界を繋ぐ(一社)日米不動産協力機構の調査研究部門と教育部門が総力で企画、全米リアルター協会の歴代大使(ジェイスン渡部氏、マーク北林氏、西川裕子氏)他米国で実務において活躍する有識者を招き講義を開催する実践的マスターコースとなります。

日程・カリキュラム

第1回 9月6日(土)NARの活動と日本とのつながり/海外不動産取引の各国比較/欧米とアジアの違い
第2回 9月23日(火・祝)米国不動産取引の仕組み1(全体像)/2(MLSとロックボックス)
第3回 10月4日(土)米国不動産取引の仕組み3(エスクロー)/4(登記)
第4回 10月18日(土)米国不動産取引の仕組み5(ローン)/6(保険)
第5回 11月1日(土)NAR倫理綱領1,2
第6回 11月7日(金)18:00~19:40 特別リアルセミナー「不動産エージェントのモチベーション維持と交渉術」
※懇親会 20:00~22:00

第7回 12月16日(土)インスペクション1,2
第8回 12月20日(土)米国不動産税務/日本版エスクロー または ローン
第9回 1月10日(土)ブローカー1,2
第10回 1月24日(土)ホームステージング1,2(日本ホームステージング協会 講師)
第11回 2月7日(土)ニューヨーク不動産事情1、2
第12回 2月21日(土)ロサンゼルス不動産事情/シアトル不動産事情
第13回 3月7日(土)マイアミ不動産事情/ハワイ不動産事情
第14回 3月21日(土)インバウンド1,2

形式

Zoomオンライン講義
※リアルタイム参加できない回は動画視聴可能

受講費用

以下1,2セット及び3.4特典付き

1,不動産市場研究会全6回参加+動画 (3万3千円相当)
2,JARECO 海外不動産取引マスタープログラム全14回参加+動画視聴 (13万2千円相当)
3,JARECO教育部門特選アーカイブ動画20本無料視聴(6万円相当)
4、JARECO教育部門開催「不動産情報会&交流会」6回参加(3万円相当)

合計25万5千円相当→上記1~4セット特別価格 11万5千円(税込)※特別割引中 2025年8月19日~

※各コースのみの受講も可能です。お問合せください。

ご参加お申込み

要事前申込となります。以下フォームにご登録をお願いいたします。(又はメールにてお知らせください)

 

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講座主催

(一社)日米不動産協力機構
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